愛されること、愛すること

愛する、っていう行為は

愛される対象の権利を
侵食する行為なのかもしれない。

人には、生存権はもちろんのこと
死ぬ権利
も持っていると思う。

でも、人がもし死ぬことになったら
その人の周囲に大きな影響を与える。

わたしは、周囲に愛されて生きてきた。
母に、祖父母に、弟に、父に、親族に、
友人に、恋人に、ふとした瞬間に出会う人に

その、愛は
きっと「枷」でもあるのだと思う。

勝手に一人で死なないように
自らが死を選ばないように

色んな意味で、人は、社会的に
「生かされる」
んじゃないのかな。